OH MY GIRLが貫いた’自分らしさ’~「宿命」を背負った少女達の軌跡~

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コンセプトの妖精たちが暗闇を切なく彩る。

 

9月19日に放送されたMnetのQueendom(クインダム)にて、OH MY GIRLの披露した『Destiny(Lovelyzのカバー)』が大きな話題を呼んでいます。

 

韓国の伝統衣装を思わせる黒い服を身に纏い、白い布をひらひらとなびかせた彼女たちは、ステージの上をたおやかに、そして力強く舞っていました。

 

彼女たちの華麗な姿が、ダイナミック且つ東洋風な演出と見事に溶け合い、まるで一本の長編映画を見ているような感覚に襲われた方も多いはず。筆者もその1人です。

 

また、第2ラウンドが終了した後に行われたグループ同士の評価においては、MAMAMOO、パク・ボム、AOA、(G)I-DLEの4つのグループがOH MY GIRLを「自分たちより上」だと評価しました。

 

『Destiny』のパフォーマンスを通して、OH MY GIRLは第1ラウンドに味わった雪辱を見事に果たしたのです。

 

過去の名曲にも光が当たる

Queendomにておまごるの素晴らしいパフォーマンスが放送された後、韓国国内では再び彼女らへ熱い眼差しが向けられ始めた様。

 

韓国の各種音源チャートで『Destiny』の音源と共にOHMYGIRLの過去曲がチャートを凄まじい勢いで逆走 (*以下3つの画像は『BugsチャートHP』よりスクリーンショットで引用)。

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2019年9月23日16時付けのBugsチャートでは同番組でカバーした『Destiny』が5位にランクイン。

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同じくBugsチャートにて、最新曲の『Bungee』と今年5月に発表した『The fifth seasons』がそれぞれ39位、53位に再浮上。

 

加えて、こちらの記事『오마이걸, 'Destiny' 인기로 숨겨진 명곡 역주행…'비밀정원' '클로저' 차트인』によると、メロンのダンス・チャートには『Secret Garden』と『CLOSER』が登場しています。

クインダムでの活躍を通してOH MY GIRLの過去の名曲に再びスポットライトが当てられるこの現象は「再評価」と表現できると思います。

 

 

 

’らしさ’を追求した先にあるもの

OHMYGIRLは、このQueendomという番組を通して自分たちの音楽スタイルを完全に確立させたと言っていいのではないでしょうか。

 

世間的にも、また本人にとっても、このサバイバル番組がおまごるらしさを確固たるものにしたと思います。

 

切なく、愛おしく、力強い少女像。

 

これを体現出来るのは彼女たちしかいない。

 

しかし、この境地に彼女たちが辿り着くことが出来たのも、デビューからの長い道のりがあったからこそ。

 

’コンセプトの妖精’ という愛称で親しまれている彼女たちは、2015年のデビュー当時から様々なコンセプトを華麗に着こなしてきました。

 

そして、その服を完全に自分たちのスタイルで着こなしたのは、2019年5月に発表した『五番目の季節』の時であったと感じます。

 

デビュー曲の『CUPID』は飾り気のない可愛らしい少女、続く『CLOSER』は幻想的で無垢な少女、『LIAR LIAR』は茶目っ気たっぷりで不器用な少女。

 

『WINDY DAY』は爽やかでしなやかな少女、『Coloring Book』はエネルギッシュで勇敢な少女、『秘密庭園』は神秘的且つ可憐な少女、『花火』は儚げで力強い少女。

 

OH MY GIRLはデビューしてから様々な少女像を体現してきたと筆者は思います。

 

そして、『五番目の季節』のパフォーマンスを見ると、今までの全ての少女像が彼女らの中に落とし込まれ、切なく、愛おしく、力強いOH MY GIRLがそこにはいました。

 

『五番目の季節』を筆頭に、彼女らのパフォーマンスを見ていると感じる「胸がキュッと締め付けられる感覚」。

 

あの感覚は『五番目の季節』で完全に彼女たちの専売特許になった、と筆者は言いたい。それほどまでに彼女たちのパフォーマンスが魅力的なんだと思います。

 

そうしたOH MY GIRLの ’らしさ’ を「切なく、愛おしく、力強い少女像」として確立した場所がクインダムという音楽番組だったのです。

 

自分たちに最も適した、そして自分たちの魅力を最大限に引き出すことが出来るスタイルはどういったものなのか、その答えがクインダムで披露した『Destiny』というステージから見つかったような気がします。

 

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アリン

 

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ビニ

 

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ジホ

 

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スンヒ

 

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ユア

 

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ミミ

 

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ヒョジョン

 

OH MY GIRLがデビュー以来一貫して追求してきた ’らしさ’ が自分たちのスタイルとして確立された今、彼女たちにはそのスタイルに磨きをかけ、守り抜くという「宿命」が課せられたように感じます。

 

筆者は個人的には少女としてのおまごるが好きなのですが、今後彼女たちはその「少女像」というものさえ脱ぎ捨て、誰も見たことのない新境地にたどり着く可能性もあるのでしょうか。

 

そう思うと、期待と共に不安が入り混じります。

 

今回 Queendom で披露してくれた『Destiny』でその一幕が垣間見えたような、そうでないような、、、

 

どちらにせよ、おまごるの自分らしさを追求する物語は永遠に続いてほしいと思った次第です。

 

今までお伝えしてきたOH MY GIRLだけの色を持って創られたステージ『Destiny』がこちらです。ぜひ見てください。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

*各メンバーのパフォーマンス画像は上記の動画からスクリーンショットで引用しました。

 

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