K-POPにスペイン語版が爆誕‼ 金の亡者と呼んでもいいですか?

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引用:東洋経済ONLINE(写真:Pawel Gaul/iStock)

皆さんはK-POP市場が計画的に海外の音楽市場を開拓していることをご存知ですか?

 

日本の音楽市場はその中でもがっぽり稼げるオアシスなのです。

 

今回はそんなK-POP市場の世界戦略を日本、中国、スペインに分けてお話したいと思います。

 

 

 

 グローバルとローカル

 K-POP市場は『グローバルとローカル』を巧みに使い分けて各国の音楽市場に進出してきた背景があります。

 

『グローバル』というのは、いわゆるK-POPが主に韓国語コンテンツとして世界中に広まることです。

 

例えば、BTSが韓国語の曲でアメリカのビルボードで上位に入り快挙を成し遂げたことは記憶に新しいですね。

 

対して、『ローカル』は、ある特定の国や地域をターゲットに、KPOPを売り出していくていくこと。

 

主に、その国の言語で音楽を製作したり、その国の言語に訳した音楽を製作したりします。

 

K-POPの日本語バージョンが多いのはその『ローカル』戦略の表れですね。

 

グローバルとローカルの違いは、ある特定の国や地域に計画的にK-POPを輸出しようとしているか否かだと思います。

 

日本では結構人気なんだけど、世界的に見たらあんまりかなぁ…っていうグループは少なくないのでは?

 

日本でのローカル化がうまくいっている証拠ですね。

 

この『グローバル・ローカル』の両者が時に影響し合いながら、K-POPというコンテンツはグローバル単位で、そしてローカル単位で発展していきました。

 

全ての国のローカルに踏み込めればグローバルを制覇したのも同然。

 

以下からはそんな大きな可能性を秘めた『ローカル』戦略に注目していきます。

 

 

ローカル・日本編

韓国語の楽曲で、同じ曲なのに日本用に作られる『〇〇Japanese‐ver.』。

 

例えば、今日本で人気爆発中の9人組ガールズグループTWICE。

 

元々『TT』という曲は韓国語でリリースされたのですが、日本進出を機に『TT Japanese-ver』が発売されましたよね。

 

原曲がこちら。

 

 そして日本語バージョンがこちら。

 さらに、彼女らのように日本語バージョンだけではなく、日本語オリジナルの曲をリリースすれば、日本人のリスナーにはK-POPとしてではなくJ-POPとしてTWICEの音楽が伝わることになります。

 

そこから彼女らの韓国語の歌に興味を持つ方もいらっしゃるでしょうし、その逆もしかりです。

 

現在TWICEを始め多くのK-POPアイドルが日本進出のために日本語で歌うことを奨励されているのですが、その歴史はBoAさんの成功から始まっているとのこと。

 

かつては日韓の歌姫と呼ばれたBoAさん。そんな彼女がJ-POP界でも輝けたのは日本への徹底したローカル化があったからこそ。

 

彼女は厳しいダンスや歌のトレーニングもさることながら、日本語の学習にも精を出し、その努力の結果日本でもJ-POPとして受け入れられるようになったのです。

 

こうした日本での成功を皮切りに、多くのK-POPアーティストが世界の音楽市場に進出し始めます。

 

 

ローカル・中国編

日本の音楽市場と同じくらい巨大な市場を持つとされている中国。そんな中国にも長年K-POP界は進出しようとしてきたのです。

 

有名なグループでいうと、SMエンターテインメントのSuper JuniorやEXOが中国の音楽市場をロック・オン‼

 

特にEXOは、元々韓国で活躍するチームと中国で活動するチームに分かれていて、その戦略は見事に填まったと言えるでしょう。

 

しかし、そんなEXOさんの成功のはるか前から、K-POPというコンテンツは中国に進出しようとしていたのではないか、と私は思います。

 

この前中国語の勉強のモチベになればいいなぁと、中国語バージョンのK-POPを漁っていた時に、思ったよりも中国語バージョンの楽曲が多くて驚きました。

 

ざっと中国語バージョンを歌ってるケーポアーティストを挙げてみますね。

 

東方神起、Super Junior、Wonder Girls、Miss A、GOT7、Neonpunch、宇宙少女、OH MY GIRL、EXO、威神、EXID、AOA、SEVENTEEN、iKON

 

ざっと挙げただけでもかなりのグループが中国語バージョンを出していることが分かります。

 

何曲かご紹介。

 個人的に注目していたNeonPunchさんの曲です。

 

そして推しのOH MY GIRLからも1曲。おまごるばななといい中国語の曲といい、何とも謎が多いOH MY GIRLの活動方針。

 

最後はビシッとEXOの最新曲、の中国語バージョン。

 

ここで本題に戻ります。

 

先ほど紹介した十数組のアーティストの中でも、韓国の大手レコード会社の、SMエンターテイメント、JYPエンターテイメント所属のアーティストは中国進出ガチ勢だといっても良さそうです。

 

既に中国の会社と協力したりして、アイドル発掘オーディションや、サバイバルオーディション等を中国で行っており、中国社会にあったKPOPアイドルの育成を始めています。

 

SMエンターテイメントの新しい中国路線グループ『WayV』について⇩

news.kstyle.com

 

JYPエンターテイメントの新しい中国路線グループ『BOY STORY』について⇩

news.kstyle.com

 

どちらのグループもメンバー全員が中国人で構成されており、中国進出の野望が垣間見えます。ただ、あんまり中国で売れちゃうと日本に来れなくなるからほどほどにね…たくさん積むから日本に来てね…。

 

 

 ローカル・スペイン語編

え!?スペインでも人気??

 

と思うかもしれません。本当なんです。決して誇張ではありません。

 

ですがスペインというよりは、同じくスペイン語圏の中南米でKPOPの人気が徐々に高まってきている模様。

 

顕著な例では、BLACKPINKの『AS IF IT'S YOUR LAST』という曲が、iTunesのグローバルチャートにおける中南米の国々で1位を獲得。

そしてMUSIC BANKという番組が行うワールドツアーやSMエンターテイメントのワールドツアーなどが続々と中南米地域に進出しています。

 

この前、ケーブルテレビでMUSIC BANK IN CHILLEというのが放送されていたので、録画して見ていたのですが、なんと、そこにはスペイン語圏の人たちがKPOPに熱狂する姿が。

 

ダンスの振り付けや掛け声を覚えている方も多くて見受けられました。いやぁぁ~熱気が凄かったです。。。

 

あとは、スマートフォンやカメラで撮影している人がとても多かった。

 

日本のライブでは撮影禁止がほとんどですが、KPOPアーティストのライブにおいて、日本を除く海外の国々ではむしろ撮影を推奨していると思います。

 

その写真や動画がYouTubeやSNSを通して世界中のファンに広がり知名度がアップする事を見越しての事でしょうね。

 

私自身シンガポールで行われたTWICEのワールドツアーに行ったことがあるのですが、ペンライトの光ではなくスマホやカメラの光で会場が埋め尽くされていました。

 

あたりまえですが、表向きは撮影禁止でした。

 

話が逸れてしまいましたが、中南米の国々でライブを行ったり、音楽チャートで存在感を示したりと、KPOPアーティストが今中南米で躍進しています。

 

スペイン語圏でも『ローカル』に根を張り巡らそうとしていて、その証拠としてK-POP楽曲のスペイン語バージョンが既に存在するのです。

 

これが本当に衝撃的でした。ついにKPOPがスペイン語バージョンにも手を出して来たのかと。

 

GOT7『LULLABY スペイン語バージョン』

 

そしてもうひとつ。

 

Super JuniorがLeslie Graceとまさかのコラボ。ちなみに彼女はドミニカ共和国出身の両親を持ち、スペイン語と英語が堪能です。

 

こちらがそのコラボ曲 『Lo Siento”』

 

スペイン語、英語、韓国語が歌詞に入ってる何とも聞き応えのある曲です。

 

そしてSuper Juniorからもう1曲。『One More Time (Otra Vez)』

カッコ内のOtra Vezはスペイン語で、『もう一度』という意味で、One More Timeも同じ意味です。

 

もう曲調から完全にスペインに染まりにいってますね。

 

Super Juniorさんのコンセプトの変化を知っていただきたいので、彼らの以前の曲を投下します。

まさに、ザ・韓国ポップ。

 

こうして比較して見ると、いかにSuper Juniorがスペイン語圏にローカル化したのかが分かりますね。

 

 

まとめ

日本、中国、ときたら次はスペイン!!!

 

確実に世界を席巻する勢いです。

 

金の亡者め!と思われる方もいるかもしれませんが、否定はしません。私もそう思います。

 

ですが、K-POPの世界は新しい事を次々と実践していくので、KPOPを追っていると刺激的で物すっっっごく楽しいのです。

 

既にSMエンターテインメントがドバイでライブを開催したと聞いているので、次はアラビア語圏にも進出するのではないでしょうか。


色々な国の要素が混じったK-POPが聴けるならと考えると、ホントに楽しくなっちゃいます。韓国のサウンドを残しつつ、うまく世界の音楽と融合していってほしいと思った次第です。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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