Domoru_tt's Blog

吃音(きつおん)や趣味の海外旅行、Kpop、コーヒーを中心に好きなことを書き綴りますぜ。

難発性吃音症の私が自己紹介でどもりを回避する方法を考えてみた

こんにちは!どうもTTです。

 

つい先日、ようやくGoogleアドセンスの審査に通ることができて一安心している私。

 

なぜか未だに広告が表示されていないようですが、ひとまずは審査にと通った事を素直に喜びたいと思います!

 

 

さて、今回のテーマは、

難発の私が自己紹介で吃音を回避する方法を考えてみた

 

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出典:photo AC

 

ハンドルネームからお察しの通り、私は難発性の吃音持ちです。以前のブログで吃音当事者の私がなぜ自己紹介を苦痛に感じるのかを語っています。

 

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私は自分の名前を言う時にどもったりすることが多いのですが、そんな私がどもらずに自己紹介ができる唯一の方法もお伝えしていこうと思っています!

 

その方法は、

 

名前を変えてしまえ!!ということ。

 

 

まずは日本社会における名前と苗字の関係性をささっと見ていきましょう。

 

 

 

苗字→名前/苗字>名前という構図

苗字というのは、職業や学業などを超越する社会的なアイデンティティーのひとつだと思っています。

 

特に日本では、自己紹介の際は苗字→名前の順番に言うという根強い慣習が存在します。

 

歴史的にみると、1870年9月19日(明治3年)に「平民苗字許可」が交付されてから、以前は苗字を名乗る事さえも憚れていた一般市民の方達も苗字を名乗ることができるようになりました。

 

そして苗字を持つ事が国民の義務と化し、戸籍法の出現と相まって、日本国民の間では苗字というアイデンティティーがより一層強まっていきました。

 

つまり、苗字を基に国民一人一人が管理されるようになってから、社会的には名前よりも苗字のアイデンティティーが勝る様になってきた、と言えるのではないかと思います。

 

こんな風な歴史があって、学校や会社といった社会でもまずは最初に苗字を言う事が当然になってきたのでしょう。

 

 

 

自己紹介の時に苗字でどもるパターン

吃音と自己紹介。これは切っても切れない関係だと私は強く感じています。

 

そんな吃音当事者の方にとっての最大の難関は苗字の発声ではないでしょうか。

 

名前の方は言いやすいのに、苗字の方が詰まってしまい喉から出て来ない。

 

以前紹介した「志乃ちゃんは自分の名前が言えない」で、主人公の大島志乃さんはこれと同じような体験をしています。

 

高校入学後のクラスで初めての自己紹介。

 

彼女はやはり母音で始まる「大島」を言えずに、苦し紛れに子音から始まる「志乃」から自己紹介をしようと試みます。

 

結果、彼女は自己紹介で「志乃、大島です!」となってしまい、違和感MAXの自己紹介にクラス中が笑いに包まれ....。

 

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苗字が言いにくい場合はどうすれば良いのか?

簡単に言うな!と思うかもしれませんが、苗字を変えてしまうのがひとつの選択肢です。

 

例えば日本では、

 

結婚してから苗字を変える

 

という人が一定数存在します。最近では夫婦別姓の意見も強い中、全体的にみるとスタンダードはやはり前者の方だと思います。

 

あとは、タレントとして活動し、芸名を使う

 

あるいは「戸籍法」のやむを得ない理由(苗字の変更がなければ日常生活に支障をきたす等)に当てはまる場合に苗字を変更する。

 

吃音当事者の方が戸籍法上の ”やむを得ない理由” に当てはまるかは分かりませんが(´;ω;`)

 

苗字を変更するのが億劫な方は、住む環境自体を変えてしまう、というのもひとつの手段だと思います。

 

例えば、英語圏の国へ行けば、必ずと言っていいほど名前から自己紹介します。

 

Hi, I'm Kodai.

 

と言えば、たとえ苗字が言いにくかったとしても名前で自己紹介すればOK!!

 

そして、中国語圏の場合がこれまた面白い。

 

日本名が山田太郎で、その人が吃音持ちだったと仮定します。

 

中国語で発音すると、シャンディエン  タイラン」。

 

「もはや山田太郎の原形ないやん!!笑」

 

そうです。

 

中国語にはピンイン表記というものが存在し、日本語と比べて漢字の形態に大差はないものの、発音がまるっきり変わってしまいます。

 

たとえ日本名が自己紹介の時に言いづらくても、中国語圏にいる限りは問題なし!

 

私は日本語名も英語名も中国語名も総じて言いづらいんですけどね~~笑 

 

 

最後の手段ですが、こちらは私も実践済みの最強ツール。とは言うものの、ほとんど海外でしか通用しないと思います(笑)。

 

苗字が言いづらい方。名前が言いづらい方。両方言いづらい方も大丈夫。

 

それはニックネームで自己紹介をしてしまう、というもの。

 

私はオーストラリアに留学していたのですが、留学中は新しい人と出会う度に、「I’m TT」とニックネームで自己紹介していました。

 

単に苗字と名前のイニシャルが両方Tだったのでそれらをくっつけて、自分をTTと呼んでいました。

 

最初は自己紹介をする時に本名を言ってから、ニックネームで呼んでね!と言っていた私。

 

しかし、本名を言うたびにどもるのも辛かったので、TTとして生きていく事にしました(笑)

 

 

どれも極論かもしれませんが、まとめると、

  • 結婚して苗字を変える
  • 芸名を使う
  • 法律を利用して名前を変える
  • 日本以外の国で暮らす
  • ニックネームを使う

となります。

 

 

 

最後に

私の経験から言うと、上の3つよりも、下の2つの方がまぁまぁ現実的だと思います。

 

日本とは全く異なる環境で、苗字と名前という概念をそれほど気にしなくても生きていける点では、海外で暮らしてみるのもひとつの選択肢と言えるかもしれません。

 

もちろん戸籍への登録や電話での応対などの場面では、日本にいる時と不自由さはあまり大差ないかもしれませんが、日常生活の面では幾分か暮らしやすいのではないでしょうか。

 

まぁ自己紹介の時にどもらなくても話していればいつかはどもるんですけどね~笑

 

それでも自己紹介の時に吃音という症状が出ないに越したことはありません。

 

「よし!今日の自己紹介はうまく出来たぞ!」

 

という小さな自信が段々と積み重なっていけば、吃音に対するネガティブなイメージも変わっていく可能性があるからです。

 

今回はそんな自己紹介が大嫌いな管理人がお送りしました。

 

 

御一読ありがとうございましたTT